このコラムは自立した大人な男と女のエロティックな生き方について語ります。
19世紀末のヨーロッパで広がった思想
退廃主義。
#デカダンス とも呼ばれる19世紀末のヨーロッパで広がった思想である。既存の価値観に疑問を抱き,新しい挑戦をした芸術家達の運動でもあった。このタイトルをつけた理由はまさに現代の日本こそがこの考え方が必要だと考えたからである。今後色々書いていきたいがおおまかに考えると以下のようなことである。
女性をエロくする極意とは?
難しそうに書いても飽きてしまうかもなのでこれを読んでいる男性諸氏にいきなり初回特典として女性をエロくする大極意を最初から教えてしまおう。
たった2つだけだ。
つまり日本社会において女性は常に道徳的監視状態に置かれている。特に「親を悲しませてはいけない」「友人達に淫乱と思われてはいけない」この二つは意識することなく潜在意識の中にすり込まれている。まずその呪縛を断ち切ることが何よりも大事である。昔からよく言われる「お酒のせい」「何もしないと言われたから部屋に行った」などの自分への言い訳もある意味同じ道徳的価値観を破ってしまった理由が欲しいからである。
しかし,言い訳程度ではSEXをするまでだ。このコラムを読んでいる方々にはさらに一歩進んだ退廃的快楽レベルまで突き抜けて欲しい。そのためには女性が真に道徳的価値観から解放される状態を作る努力を男性もしなければいけない。
デートのマニュアルレベルの話もみんなこの延長だ。祭り,車の中,夜景や空間演出のあるレストラン,ランプの炎,お香。慣れた男性なら知らず知らずのうちにこうした状況は作り出しているだろう。そう非日常は大事なスイッチのひとつだ。そして秘密。二人だけの秘密の場所,合コン中の二人だけのLINEトーク、そもそも人に言えない関係。。。背徳感はエロスを高める大事な要素だ。
先ほどの非日常空間と秘密というキーワードでピンと来た人もいるだろう。そうマスカレード。危うい魅力をかもしだす仮面舞踏会はまさにこの条件にぴったりな世界だ。中世の貴族は昼間は家のために結婚をする。しかし,夜は自由に楽しむ。そんな社交の場としての仮面舞踏会はさぞかしたくさんの背徳感の中に溺れていく男女を生み出したことだろう。そして考えて欲しい。数百年後の世界でベネチアでは仮面舞踏会は文化遺産として観光資源になり,あの仮面を世界中の観光客に販売して生活をしている人達がたくさんいる。やはり文化の源泉はエロスだ。このコラムはみんなで日本をエロスな世界にしていくための一助になることを目指していきたい。