ITが進化させてきた仮想SEX
好奇心と刺激を追求している退廃主義社にとってITは新しい欲望をかき立ててくれる道具でもある。電話の登場がテレホンSEXを可能にしたが,通信自由化によって登場したダイヤルQ2は知らない人と電話で繋がってテレホンSEXをするということまでも可能にした。その後のインターネットの登場とブロードバンド化はビデオチャットSEXまで可能にし,最近では普通の女の子達が日本中の不特定多数の男性達とリアルタイムでチャットをしながらオナニーをすることでお金をかせぐことまでできるようになった。
ITは人々の欲望をかなえるために進化を続けていることも事実であり,妄想を現実化する道具でもある。そして今起きている技術革新はいよいよ本格的な仮想世界におけるSEXを我々に提供しようとしている。
VRツールが普通の人々のものに
Oculus Riftはそれまで非常に高価だったHMDはそれまで非常(ヘッドマウンドディスプレイ)を劇的に安価にし,普通の人々が仮想世界に没入することを可能にした。このプロダクトの登場により,仮想世界がいよいよ現実になることを多くの人々が実感し,facebookはOculus社をなんと20億ドルで買収した。
すでに多くの企業がビジネスで活用しようと考えており,仮想のお化け屋敷体験ができたり,旅行体験ができるよなコンテンツが登場している。当然ながらアダルト業界もこのチャンスを狙っているが,IT活用に先進的な業界はさらにIoT(インターネットオブシングス)と呼ばれる様々なデバイスを通信でつないで活用する技術も応用し,通信で動くバイブレーターやオナホールとも連動させようとしている。
この動画ではVRの中でアニメの女の子がTENGAを動かしてくれており,手元のロボットがTENGAを連動して動かすことで仮想と現実を繋げている。
海外でもこの動きは盛んであり,ポルノ女優を3DスキャンしてVRの中に登場させたり,遠隔地の恋人同士がヴァーチャルSEXできるようなプロダクトの開発も進んでいる。
ヴァーチャルSEXは新しい地平を拓くのか?
自分の理想通りの女性や男性とSEXをすることを想像しながら体験する世界の拡張は現実のSEXから逃避する人を増やすことは確実だろう。それはあくまでオナニーの道具の進化系に過ぎない。痴漢やレイプなど現実には犯罪になってしまうことを仮想体験するニーズもあるだろう。そうした実際には怖いが体験してみたい女性の仮想体験ニーズは大きいと思われる。
退廃主義的にはこうした新しい世界が未知の官能世界を拓くことを期待したい。例えば実際にSEXをしている男女を遠隔で仮想体験するヴァーチャル3P,スワッピングは刺激的な体験だろう。体を触れるデバイスをたくさん用意して多くの見ず知らずの男性に遠隔で触れている彼女とのSEXなどができたら仮想100Pプレイだ。
今後こうしたテクノロジーがますます現実と仮想世界との区別を無くしていくことになる。怖くもあるが,退廃主義的にはこの刺激的な時代を楽しみたいものだ。