フジロック彼女に負けるな今年は野外フェスと夏祭りで非日常体験を目指そう!
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フジロックでHを楽しんだ女性のつぶやきが炎上

フジロックフェスティバルで3日間で5人とSEXしたとTwitterに書いた女性が炎上した。彼女宛に非難のクソリプが大量に飛んでいったようだ。退廃主義的にはこれまで書いてきたことのまとめ的な出来事でもあると思うのでとりあげてみたい。

えみ on Twitter

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退廃主義のムーブメントだった60年代のヒッピー文化

退廃主義的にはまずフェスという時点でもっと多くの人が楽しむべきだと考える。何しろ野外フェスと言えば伝説のウッドストックに代表されるヒッピー文化の象徴だ。ヒッピー文化はベトナム戦争に対する反戦運動の盛り上がりとともにLOVE&PEACEのキャッチフレーズとともに,若者達に生まれたカウンターカルチャーだ。既存の価値観を否定し,ドラッグとフリーセックスとロックを愛した。こうした流れを組むレイブイベントなどでは今でもドラッグパーティ化しているものもあるようだ。日本のフェスはこうした流れとは切り離されとても健全な世界として盛り上がったため,彼女の行動に違和感を覚える人も多いのかも知れない。

しかし以前ハレとケのところでも語ったように,そもそも日本人にとってのフェスはウッドストックよりもはるか昔から祭りとして存在していた。そしてそこではドラッグなどに頼らなくても乱交もありの非日常的な男女のトランス状態を生み出す仕掛けでもあったのだ。彼女が言っているとおり,フェスティバルに楽しむことの方が文化であり,近年の道徳感の方が不健全だ。

ハレとケ 青森に春生まれは何故多いのか - LAWRENCE(ロレンス) - Motorcycle x Cars + α = Your Life.

ハレとケ、とは??
かの日本を代表する民俗学者柳田國男は日本の大衆の世界観に「ハレとケ」という概念を提唱した。
わかりやすく言えばハレは非日常であり,ケは日常である。日常の単調な農作業をケとすれば,祭りは非日常。無礼講という言葉があるがハレの時にはケのルールも適用外として盛り上がる。ハレがあるからケの単調な毎日も耐えられると言えるかも知れない。
8月のねぶた祭りでエロスを放出??
青森の出生月のデータを見ると面白い傾向がある。4月,5 月が全国平均と比べて出生数が多いのだ。
参考「 青森県で4月の出生が多いのは、ねぶた&ねぷた影響? 」
その理由として言われているのは所謂「ねぶたベビー」8月のねぶた祭りで盛り上がった男女の間に生まれる子供という説だ。ねぶたの高揚感は、普段大人しく真面目な女子でも、自分のもっている本能的なエロスを放出するのだろう。
この時だけはそれを放出しても許されるという空気感を街全体が生み出す。ねぶたで日常から切り離された少女達が処女を喪失するのももねぶたの夜が多いとも言われている。
その時だけはエロスを出すことが許される。そんな雰囲気を社会全体が創り出すことは大事なことなのかも知れない。現在の都市における男女は、ある意味毎日日常である「ケ」の状態のままだ。非日常は自分で創り出さなければいけない。
しかし,親や教育で真面目に生きることを厳命された若者が自分から非日常を生み出すことは難しい時代になっている。真面目な女子が処女を喪失するには、とてつもないエネルギーが必要だろう。
エロスを否定しては祭りが成立しない場合もある
それには相当な非日常感が必要だ。そういう意味では祭りというのは、社会が非日常を生み出すために創られた社会システムでもあったのだ。しかし,最近は祭りにもグローバルスタンダードが及んでいる。何千年も続いた「裸祭り」のポスターの男の胸毛が「セクハラ」ということで、JRの駅のポスターから撤去されることがかつてあった。非日常にグローバルスタンダードを当てはめることは、文化の喪失だ。退廃主義的には、ダブルスタンダードな社会であることが重要だ。
ハレとケ。それは昼間と夜でもよい。日常の自分とエロスを放出できる夜の自分。このメリハリを生活の中に創り出すことが退廃主義としては大事だ。昼間の真面目に働く自分と夜のマスカレードな自分。退廃主義な男女は是非意識して欲しい。
ケのエネルギーを枯渇させるな
実はハレとケにはもうひとつ「ケガレ」という考え方がある。しかしそれは「汚れ」では無い。「ケ枯れ」は、 日常生活を営むためのケのエネルギーが枯渇することであり,つまり非日常的な活動により充填されるエネルギーのことだ。退廃主義的解釈をすればエロスによって充填されたエネルギーで、ケの日常を生きていくエネルギーを貯めることになる。
エロスの無い日常を過ごしてしまえば、そこには汚れたつまらない自分しか残らない。奔放に生きて汚れてしまうというのは実はキリスト教的な間違った概念だ。ケ枯れないように生きることこそが退廃主義的な生き方だと言えるだろう。

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いい女が本当は楽しんでいることを言えない現状

以前にいい女にはワンナイトラブが本当はたくさんあることを書いたが,今回の件も彼女はたまたまつぶやいてしまっただけでもっともっと多くの行為が実際には行われているはずだ。現在の問題はそうしたリア充と見られてしまう人とそうでない人との二極化が進む中で,ますますリア充に対する攻撃が過激になっている点である。まさにハレとケがあることで普通の男女が日常を越えて退廃的な行為を体験できていた時代から,現在は普通に生きていればずっとケのままであり,何も自分には起きない。あったとしてもごく平凡な恋愛と結婚生活だ。そんな人々が奔放に生きている人を攻撃するのは自分が体験することのできない世界観への強烈なジェラシーでしかない。

そして平凡な世界を守ることのみが自分を納得させることなので乱す人達を激しく非難する。しかしよく考えて欲しい,間違っているのはその平凡な世界の方だ。結果的におきていることは,抑圧された世界が引き起こす性犯罪やストーカー,DV。大量の中年童貞とおばさん処女の群れだ。

こうした現状を変えなくてはいけない。日本男子と大和撫子達は野外フェスや夏祭りでトランス状態になり,非日常的テンションを高め,人間の本能としての欲望を爆発させ男女を求め合う夏にしようではないか。

ワンナイトラブが本当はもっと多い理由 - LAWRENCE(ロレンス) - Motorcycle x Cars + α = Your Life.

涙の数だけ強くなれるという歌があったが,いい女は秘密の数だけ魅力が増していくのも間違い無い。日本においてワンナイトラブは秘密になりがちな出来事のひとつだろう。挿入の行為があるかどうかよりも自分の官能的なところを初めて会った男子に魅せるというのはとても刺激的な秘め事だ。
ガールズトークで話せない内容
それは女性の友人にはなかなか話すことができない。女子同士の場合その場では話が盛り上がったとしても,後で「彼女は遊び人だ,ビッチだ」と話がどんどん大きくなっておもしろおかしくネタにされるリスクはとても大きい。当然親には話すような話題ではないし。退廃主義者でない普通の彼氏の場合は絶対秘密にしたいところだ。
よって事実そのものが表にでにくい。しかし魅力的な女子達としては実は話したい出来事でもある。その時退廃主義者の男性の友人は恰好の話相手となる。よって我々は退廃主義男子はおのずと色々な話を聞くこととなり,いい女がワンナイトラブや官能的な夜を過ごしてしまった秘密を実はたくさん持っていることを知る。
誰もがワンナイ、してる?
いい女がワンナイトラブを楽しんでいる理由は簡単だ。すぐに身体を許すと軽い女に見られるかもなどというSEXを最終兵器のようにもったいぶる必要もいい女の場合は必要無い。そして何よりもたくさんの男に口説かれている女子には男を見る目がある。次の日にLINEでみんなに報告しまくるような男に簡単に許すことは無い。やはり彼女達は秘密を守れる男を選ぶのだ。
退廃主義的な男性紳士達にとってのワンナイトラブの楽しみ方は自分が挿入することをゴールにしてはいけない。女性をどれだけ解放して淫らにしてあげられるかをゴールにすることが肝要だ。そのことが結果的にそうなる確率を当然高める。自分とSEXをしたい男というポジションではなく,私を解放に導いてくれる男というポジションに立つことが何より大事だ。君が好きだとか愛しているなどという甘い言葉も使う必要も無い。
週に三回口説かれる?
むしろそうした軽口な嘘は女性には失礼だし,何より自分が本気で無い時に相手を本気な恋愛にしてしまうことは罪つくりなことだ。相手の長所をひたすら褒めるだけでよい。ここでも嘘をつく必要などない。退廃主義的には10代の少年のようにやりたいだけのSEXはしないわけだから,本当に魅力的な女性に対してだけ攻めることになる。それはおのずと魅力的な女性を口説くことになり,その魅力の長所を褒めることは紛れも無い真実でもある。
東京のいい女がいたら先週3人くらいの男性には何かしら口説かれていると思った方がよい。そのようないい女と二人だけの秘密を作ることは退廃主義な男達にとって至福の時ではないだろうか。

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キラキラ女子がいい女になれない理由
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いつもクラスの中心キラキラ女子

ネガティブで嫉妬エネルギーで生きている女子は例えルックスが良くてもスタイルが良くても本質がブスなので近づくなという話は以前もしたが,今回はポジティブに輝いているように見えるキラキラ女子の悩ましい問題について考察してみたい。

キラキラ女子はリクルートやサイバーエージェントなどの多数棲息している。美人で社交的でキラキラ輝いている女子達のことだが,実は退廃主義的観点から見るとなかなか難しい問題を抱えている。

そもそも中高生時代を思い出して欲しいが,キラキラ女子はいつもクラスの中心で勉強もスポーツも得意で友人も多く,信頼も厚く休み時間にも輪の中心にいる。男子達からしても憧れの存在だが,やはりその存在感はおのずとあの子にはイケメンで野球部のキャプテンやっているような奴が相応しいオーラが形成され,みんな敬遠することになる。

一方その頃,女子軍団とつるむことなく一人図書館でサリンジャーのライ麦畑を読んでほおづえをつきながら遠くを見ているちょっと背伸びした,アンニュイな女子は同級生達が知らないような年上との恋愛を楽しんでいたりすることになる。

キラキラ女子の憂鬱

そうキラキラ女子は物心ついた時から周囲の期待感の中で生きることになる。本当の自分以上に周囲が生み出した自分のイメージにいつしか支配されるところがあるのだ。社交的で美人だから男子の友達はたくさんできるが,男との間でも友情が成り立つ論的な世界観は隙を作らず男子を喜ばすために下ネタにガンガンついて行きながらもいざというところではガードが堅くなる。素敵な男子と結婚し幸せな生活は送る可能性も高いが,幼稚園のママ友とのつき合いの中でも期待値の中でキラキラ振る舞っている自分を感じた瞬間に急に思うのだ。私はいつもキラキラ女子を演じ続けていたのではないかという疑問に。本当に官能的な自分を引きだした人生を送る機会は失なってきたのではないかと。
一方一人で行動していたアンニュイ女子は刺激的な経験も多数こなし,いい女へと成長街道まっしぐらとなる。

こうしたキラキラ女子の特徴を整理しよう

・いつも女子の輪の中心
・予定はいつも埋まっている
・社交的で男友達も多い
・下ネタOK。むしろ食いつく

退廃主義女子になるために

退廃主義的ないい女になるためには逆の以下が大事だ。

・一人で行動する時間を増やす
・予定は適度にあけておき,突発的なデートを可能にする
・男子との間に友情は作らない。男は男として扱う
・下ネタには簡単に食いつかない。男に妄想させるリアクションを行う

こうした行動ができる女子は確実に退廃主義的淑女として官能的ないい大人の女を目指せる。
キラキラ女子のみなさん今からでも遅くは無い。その期待に応える行動をやめ女に目覚めよう!

何回目のデートでベッドインする問題-やりちんから逃げ切るために
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退廃主義に事前準備は重要

今日は退廃主義的にはSEXは何回目にするべきかを考えてみたい。
退廃的なんだから当然会ってすぐにOKでしょ。という考え方もあるだろう。
もちろんハプバーやそういう趣旨のパーティであればそれはそれを前提にした出会いでもあるからもちろんOKだろう。

しかし,退廃的なエロスを高めるためには事前準備も必要だ。
特に大事なのは「妄想」。
最初のデートの段階でお互いに妄想のための材料を出し合うという行為が大事だ。

「私汗の匂いで興奮してしまうの」

「足の指をなめるのが好きなんだ」

こんな材料があれば次回会うまでの間にお互い様々な妄想を自分の世界で繰り広げることができる。
そして二回目のデートでどんな妄想をしたの?とささやき合う行為はベッドへ誘う興奮を高めること間違い無いだろう。

何度も会ってしまうと非日常感覚が薄れてしまう。仲の良い普通の恋人を目指すならそれでもよいが
退廃的な刺激を忘れないためには3回目ぐらいまでには一度はベッドをともにしたい。

いい女にとってじらす意味は無い

一方でいい女からしても今日では男性をいつまでもじらし続けることで良いことはほとんど無い。
早めに男性のプライドの高さや支配欲を確認することは後での後悔を早めに無くすことができる。
もてるいい男であればあるほど,ただじらされることは女性の自信の無さやエロスの無さを感じて興味が薄れる。
いい男は逆にがっついて来ることも少ないので,じらさずとも男性から上手いタイミングをはかってくれるはずだ。

やりちんから逃げるためのマジックワード

気をつけなければ行けないのはひたすらやることを目的化したやりちん男性達だ。これは退廃主義の敵でもある。
いつも女性を落とした達成感を持ち続けないといけない不安感やコンプレックスなどを抱えた男も多いがイケメンでもこういう男性は多いので気をつけたい。
傾向ととしては

・レストランでは無く食事ができるバーに最初から連れて行く
・料理にあまり興味が無い
・とりあえず酔わせようとする

食事が前戯であることは以前にも述べたが,こういう男性にはどうでもよいことだ。
こういう男達を判定するにはとりあえず以下を使おう
「今日生理なので体重いのよねー」
やりちん男性ならすかさずここで不機嫌な顔をするはずだ。
退廃主義紳士の場合は「わかるわかる。大変だよねー。生理の前はしたくなるタイプ?そうすると一人でしちゃう?その時どんな妄想するの?」と普通にエロモードに突入するはずだ。
生理中でもしたくなっちゃう女子でも無い限り退廃主義紳士は女性がエロスを全開にできる体調や精神状態を大事にする。集中できなくてエロくなれないマグロを抱くことは無い。デートの前に生理かどうか,体調面まで考慮したデートプランができなければ退廃主義者にはなれない。

修道院化する日本 修道女化する日本女子は背徳の夢をみるか
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増加する童貞と処女

夕方にはビールが欲しくなる季節が近づいている。最近では日本でも様々なベルギービールが飲めるのが嬉しい。ところでこのベルギービールは実に様々な銘柄が存在しており,日本で言う地ビールのようにベルギーのあちこちにある。その理由は修道院の経営をまかなうためにビール作りが認められており昔から貴重な財源だったということにある。

修道院の話題を持ち出したのは驚愕的な調査結果を目にしたからなのだが,なんとGQの調査で男性4人に1人が童貞という結果が出た。多少調査手法に問題があったとしても昨今の状況からして増えていることは間違い無いだろう。この状況はもはや日本が修道院化しているのでは無いかと考えるほどである。

修道院に入る人は神に仕えるため自ら望んで厳しい戒律の世界に飛び込む。当然ながら婚姻や性交渉は禁止されている。しかし,今の日本では望んでいないのにまるで修道士,修道女のような生活を送っている若者や中年が増加している状況だ。

そんな数字に衝撃を受けたのもつかのま今度は政治家が「性教育は結婚してから」と修道院のシスターの教えのようなメッセージが追い打ちをかける。

もはや日本の性的閉鎖性は少子化どころの問題では無い。生殖行為そのものが国から無くなるのでは無いかと憂うほどだ。

宗教とマルサスの人口論

有名なマルサスの人口論など。人類は食糧生産と人口増加の問題に長い間苦しんできた。そのため子供をむやみに増やさないことと政治的安定を作るために宗教的価値観により,性行為を家族に限定するモデルを生み出した。キリスト教はローマ帝国以降もっとも社会的価値観の規範作りにも成功した宗教とも言えるだろう。しかしユダヤ教から派生したイスラムが男性が戦争で少なくなった事情などから一夫多妻を認めている通りその時代の状況に価値観は左右される。

日本が不幸なのはもともと森羅万象を神とするベースがありながら明治維新のキャッチアップ戦略と戦後に敗戦という形で米国文化を無条件に賛美することでキリスト教的道徳感が広く浸透してしまったことと,勤勉にお国のために命を捧げるか,会社のために人生を捧げる形で退廃的快楽的な価値観を悪としてしまう流れは長く続いた。

クールジャパン戦略の鍵は退廃主義

しかしもはやキャッチアップ戦略は終わり,クールジャパンなクリエイティビティが国力として求められる時代。我々の創造性の源は退廃的に人間としての快楽を追求することを忘れてはいけない。

かのゴッホをはじめジャポニズム旋風の象徴でもある浮世絵は春画とセットであったことを否定できるものはいないだろう。浮世絵師が修行し,生計をたてるためにも春画は重要な存在だった。春画を否定し,浮世絵だけを素晴らしいという考えは間違っている。

修道女のように生きている日本女子達に背徳の快楽を教え,エロスを解放することこそが退廃紳士達の使命でもある。その中からクールジャパンの文化は元禄百花繚乱のように花開くのである。いまこそ立ち上がる時が来たと言えるだろう。諸君達の口説きは今こそ日本のためだという自信を持ってよいのだ。

米国同性愛合法化判決に見る真のダイバーシティの必要性
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レインボーカラーに染まった日

先日アメリカの連邦最高裁判所が同性愛の婚姻を合法と判断したことが話題になっている。ネット上もfacebookのザッカーバーグCEOがアイコンをシンボルのレインボーカラーに染めるなど祝賀ムード七色に染まった。

LGBTと呼ばれるレズ,ゲイ,バイセクシャル,トランスジェンダーなど性的マイノリティーと呼ばれる人達の権利を守ろうという動きは全世界的に広がっている。日本でも先日渋谷区が同性愛者に結婚証明書を配布することを始めるなど少しずつその動きは広がり始めている。

それでも保守的な米国

それでも今回の米国の裁判所の判断が驚きを持って迎えられているのは,米国の保守性も要因だ。米国は伝統的にキリスト教の保守的な国だ。日本には西海岸と東海岸のラディカルな文化イメージが伝わるが,真ん中にある州には中絶禁止や進化論否定など超保守的な考えを持つ人々も多い。

今回の判決の中でも以下のようなメッセージが出されている

人と人のさまざまな結びつきの中で、結婚以上に深い結びつきがあろうか。なぜなら結婚とは、最も崇高な愛、忠誠、献身、自分を犠牲にしてでも守りたい気持ちを含んでおり、家族を抱くことだ。婚姻関係を結ぶことで、二人の個人は、いままでの自分をはるかに超えて深みのある人間になる。

美しいと評判を呼んでいるが,以前に述べた通り,すでに婚姻制度そのものが現代社会では制度疲労を起こしている。欧州が事実婚を含む多様化を進める中で,米国は離婚と結婚を繰り返す人の増加によりしわ寄せが子供達に行っている。離婚時の裁判により,週の半分は母親,後半は父親と生活するなど親の都合にふり回される子供達も多い。

真のダイバーシティを求めて無宗教国家日本の役割

本当の意味でのダイバーシティは婚姻からも解放され,LGBTも一人でいたい人も一夫多妻も一妻多夫も多夫多妻もあらゆる性的関係,家族形態も認めることだろう。子供達は社会で育てることを第一とし,親のエゴで振り回すべきでは無い。

のためには欧州のようにキリスト教との新しい距離感も必要だ。イスラム教などその壁はとても分厚い宗教もある中で,日本はそうした宗教的呪縛が弱い国だ。戦後に米国の豊かなライフスタイルを輸入する中でキリスト教型家族像に洗脳されてしまったところがあるが,自らその呪縛に縛られる必要は無い。

こそ退廃主義が目指す世界最先端の性的ダイバーシティ国家を目指すことができるポジションにいるはずだ。

シェアエコノミー時代のシェア恋愛
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広がるシェア経済

Airbnbというサービスが急速に利用者を増やしている。空いている自宅の部屋と宿泊先を探している旅行者との間をマッチングするサービスだ。ホテルなどより安いという低価格も魅力だが,一番受けているのは一時的にルームシェアのような状態で現地の人とふれあえることだと言う。

長期滞在する人も多く,Airbnbで世界中を転々とするような人も出てきているようだ。このように世界中にあるリソースをシェアすることで「自宅」とか「住所」とかの概念は大きく変わるかも知れない。クラウドソーシングという仕事をマッチングするサービスも広がっているが,ネットのおかげで仕事も世界中どこにいても出来る時代だ,好きな時に好きな場所で生活するライフスタイルはますます広がりを見せるだろう。

シェアしたいふともも?

シェアハウスの先にあるシェア家族

日本の若者達の間にもシェアハウスに住む人が急速に増えている。ワンルームマンションで自分の好きなものを買い集めた孤独な生活よりも,個人所有を極力減らし,仲間がいて,共同体としてのシェアハウスは現代の長屋とも言える。江戸時代の長屋はひとつの家族でもあった。長屋の大家さんは家長でありリーダーでもある。血の繋がった家族よりも日々協力し合いながら生きていく共同体の家族の方が絆は深いだろう。

孤独死が増えている現代。いずれシニアや40代を過ぎた独身女性達もどんどんシェアハウスに入居していくだろう。もはや肉親よりは共に生きていく「シェア家族」の時代だ。

いい女,いい男は公共財としてシェアされるべきものか

前述のAirbnbやシェアハウスでも当然,ちょっとしたアバンチュールやSEXは発生している。こうしたシェアエコノミーの時代が進展すれば,恋人やSEXのパートナーすらシェアする時代が来ても不思議では無い。以前に書いた通り婚姻制度というものが自由化されれば,固定的な恋愛関係はますます少なくなり,より流動的な恋愛関係が増えるだろう。

女性の人生を多様化させるための婚姻制度自由化 - LAWRENCE(ロレンス) - Motorcycle x Cars + α = Your Life.

加速する少子化
渋谷区が同性パートナーに婚姻相当の証明書を与える条例を可決したことで話題になっている。また某女性タレントが実業家の子供を妊娠し,認知してもらうが結婚はしないということも話題になっている。どちらも保守的な人々からはまさに社会の退廃堕落として非難されている。
一方で日本の社会問題として少子化が叫ばれているが,現状の婚姻制度が続く限りは大規模な移民でもしない限り,日本で子供が増えることは無いと思える。なぜならば一生でただ一人のパートナーを選ぶということは現状とても難しい。経済力,容姿,性格,SEXの相性,親との関係まで全てを一定レベル以上クリアーしている人などなかなか存在しない。最初から諦めてしまう人も増加するだろうし,妥協してまで結婚したいと思う人も減るだろう。その気があっても結果的に未婚の人も間違い無く激増する。
ノルウェーでもすでに半分以上は婚外子
今すぐ少子化を解消できるとしたらフランスのように婚姻制度の自由化だろう。シングルマザーでも安心して子供を育てられる。経済力のある男女は複数のパートナーで子供を作ることができる。この二つが実現するだけで相当出産数は増えるだろう。フランスは有名だがノルウェーでもすでに57%の子供は婚外子なのだ。結婚はしなくても子供が欲しい人は多いのだ。
<a href=" ">ノルウェーの高出生率の裏側~男の二極化 - Think outside the box</a>
ノルウェーの高出生率の裏側~男の二極化 - Think outside the box
totb.hatenablog.com
一夫多妻も一妻多夫も多夫多妻もシングルマザーも同性婚も家族形態に全ての多様性を認める社会が今こそ必要だ。
婚姻制度の呪縛を越えて
今の理想の夫婦像は戦後の米国の保守的キリスト教価値観の呪縛だ。処女性を尊ぶ価値観もSEXやマスターベーションを忌み嫌う価値観も宗教的な影響は大きい。女子はその価値観のもと,たくさんの男と遊ぶなSEXはするなと育てられる。そんな女性が突然30歳を過ぎたあたりから女子力が足りない,婚活しろと言われ始める。あまりに可哀想だろう。
いい女は若い時から育てるべきだ。自分を成長させ,魅力を引き出してくれ,官能的なSEXへ誘ってくれる男性達と若い時からどんどん知り合い,経験をしなければいい女にはならない。今の婚活は未経験者に突然「オリンピックの予選に出て下さい」と言っているようなものだ。経済力があるイケメンで親が喜ぶような男子を捕まえるのはオリンピック出場と同じくらい難しい。
今でも世界では働き手として子供を作らされ,強制的に親の命令で結婚させられる幼い女子達がたくさんいる。親に反抗し自由恋愛結婚をしたがために殺される「名誉殺人」が世界で年間5000人も起きているという。古い習慣や宗教から解き放たれ個人の自由を手に入れ,恋愛は自由になった先進国で婚姻制度が事実上消失していくことは自然だろう。
もちろん従来型の結婚をしたければすればよい。一生二人だけで愛しあいながら生きていくカップルも素敵だ。大事なことは選択肢があることだ。婚姻制度という呪縛から解き放ち,自分が生みたい時に子供を生み育て,いつまでも女性であり,何度でも恋をし,いつまでも官能的にしたい時にしたい人とSEXをし,一方で慈愛深い母でもある。そんな女性達を増やすべき時が来ているのではないだろうか。

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そして,その方が確実に若い男女がSEXをする機会は増える。理想的な固定化された結婚をゴールという価値観を社会から与えられたたために,結果的に童貞,処女のまま40代を迎えている男女は激増しているのが現状だ。

シェアエコノミーがエネルギーや資源を最適化する中で確実に進展する中,恋愛だけがシェアされないという考えは硬直的な考えだ。むしろいい女やいい男が特定の誰かに独占されていたことこそが独占禁止法で取り締まるべきものだったのではとさえ思う。かつてゴッホのひまわりの絵を棺桶で燃やして欲しいと言ったお金持ちがいたが,退廃主義紳士,淑女を独占することはそれと同じかも知れない。

いい女やいい男達は、もっとシェア恋愛を楽しむべきだ。生まれてきた子供も社会全体で育てるべきでシェア子育てになるべきなのだ。シェアエコノミーの先にあるのは新しい男と女のあり方であり,社会性を有することで繁栄をしてきた人類にとっては生物学的にも正しい原理なのではないだろうか。

退廃主義的実践プレイ編「言葉」
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とても重要なあの時の言葉

今回はSEXの最中における会話について考えてみたい。日本男性は往々にしてあの最中の言葉が苦手だ。無口なまま終えてしまう人が多いだろう。AVですら会話が無いものの方が圧倒的に多い。最近は中ダシものが流行っているせいか何故かフィニッシュの前に「中に出していい?出すよ!」と唐突な声がでてくるくらいかもだ。

しかし退廃主義的には無口なSEXはお薦めしない。やはり言葉が官能の世界へのスイッチになるからだ。そこでまず会話をあまりしない男性でもよく使う言葉を考えると以下のふたつでは無いだろうか。

「どうだいいだろう?」

これはエロイ言葉のようでいて実は男性のよくある確認行動だ。男性は不安な生き物だ。いざベッドインしたとしても「本当にこの女性を満足させられるだろうか?過去の男性達にとんでもなく上手い奴がいたらどうしよう。。」そんな不安は脳裏を横切る。気持ちよさそうに吐息を漏らしている彼女が感じていることに確信が欲しいのだ。しかしこれで「いい!」と返ってきてもただ喘ぎ声のひとつかも知れない。

「どんな感じ?」

次にこの言葉もよく使われるだろう使う場合は二つの状況がある。まず一つ目は「どうだいいだろう?」も言えない「気持ち良くないのではないか」と考えてしまうさらに気弱な男性が確認行動で使う場合だ。最近の草食男性のSEXではあるかも知れないシチュエーションだろう。

そしてもうひとつは女性に自分の状況を表現させるための場合だ。
「気持ちいい」
実はこれだけでも表現させることがとても重要だ。これこそが退廃主義的なプレイ中の言葉としての入門になるからだ。

聞くのではなく言わせる

退廃主義的SEXの場合。会話においてはただ聞くのではなく女性に言わせる必要がある。女性は自分で言葉に出すことでますますターボエンジンのように官能度が高まる生き物だ。是非とも言わせるための疑問形を使えるようになるべきだろう。では具体的な実践に入ってみよう。

何で濡れているの?

最初の前戯の段階ではもっともポピュラーに使える言葉だ。何で濡れているのか?そんなこと聞かれても恥ずかしくて回答できない。でも自分のあそこは確実に濡れているのだ。そんな状況が頭をめぐる中で「なんでだろ。。」とか「なんだかおかしくなってきたから。。」などまず自分が官能の世界に入ってしまっている状況を認識させる大事な言葉だ。パンティの中に指を入れた段階で是非とも使いたい。

こっちとこっちどっちがいいの?

どこが感じるの?とストレートに聞くのも悪くは無いが,恥ずかしがり屋の女性でも二者択一であれば答えやすい。色々な場所を比較してあげることで自分の体のどこが感じるのかを自分で学習させていくという効果もある言葉だ。まだ慣れない二人の場合はお互いを知る上でも積極的に使っていくべきだろう。

何がどこに入っているの?

さて,いよいよ挿入した後は是非この言葉を使って欲しい。そしてこの答えをちゃんと口に出させることが大事だ。無言で男性のなすがままになっているだけではダメだ。退廃主義的なSEXは女性が自ら持つ内面のエロスを解き放つことが大事だ。肯定的に自分が参加していることを表明させるためにも是非使おう。応用編としては不倫や浮気,上司と部下など背徳感がある場合は是非

何が誰のどこに入っているの?

を使おう。ここで「誰の」を入れることで女性の背徳感が絶頂に達する。この言葉を発した女性はエクスタシーの遙か彼方かもしれない。

女性にとって言葉は「言霊」

言葉で言ったことが影響を及ぼす場合に「言霊」という表現がある。女性がSEXの最中に自分で発することがまさに言霊だ。

自分が本当は淫乱なんだ,したくてしたくてたまらないんだ。そういう事を言葉に出させることで,本当はとてもSEXが大好きなことを実感できるようになる。

退廃主義紳士諸君は腰使いの100倍の言霊を操るテクニックを身に付けるべきだろう。

デジタル空間に存在する現代の仮面舞踏会
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非日常的な舞台装置である仮面舞踏会

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退廃主義的な出会いと言えば仮面舞踏会は憧れる人も多いだろう。仮面舞踏会の出会いというのは社交界に参加できるだけの一定の身分の男女であるというフィルターがある上で,誰かわからないが会話だけでお互いの興味関心を確かめ合うというものだ。さらに顔を隠すことで昼間の自分と違う自分になり,大胆になれるという効果が期待できる。

出会いにおいて舞台装置のフィルターは大事だ。街中でのナンパが難しいのは,まったく相手の情報や今急いでいるのかかどうかなどがわからないなかで,服装と容姿と声かけの雰囲気だけで判断するしかないからだ。

これが一昔前のセンター街であればチャラ男な恰好しているだけで,わかりやすい記号化され,チャラ男を求めている女性達とのマッチングは容易になる。医者のパーティであれば,男性は容姿を気にする必要は無くなる。医者という前提で会話が始まれば,その会話の中身で相手の女性も判断してくれる。

本質的な理解から始まるネットの出会い

その点現代においては最高の出会いの舞台がある。それはネットの世界だ。かつてのパソコン通信最大手のAOLを舞台にしたメグ・ライアンとトム・ハンクスの出会いの映画「ユー・ガット・メール」あたりから社会的認知も高まったと思うが,相手がどういう人物かの基本情報を確認した上で,メールやチャットの会話でお互いを確かめ合うということができる。match.comやヤフーパートナーのようなマッチングサイトやfacebookであれば住所や年齢,職業など基本的なフィルターもかけることができる上に,実際に出会う前にある程度お互いのことを理解できる。

もちろん容姿は重要ではあると思うが,何も情報が無い状況ではあまりにも容姿の第一印象だけからの判断になる。退廃主義的かどうかの判断はそれだけでは難しい。外見が美人だから,エロそうだからだけで女性が退廃主義的かどうかを判断するのは難しいだろう。やはり相手が一定レベルの知性を持っているか,どんな価値観でライフスタイルを送っているかを事前のメールやチャットで理解できれば,退廃主義者かどうかは判断できる。性癖すら会う前から理解してもらえることもできる。最初のデートの設定もその情報をもとに行うことができれば,お互い楽しい時間をすごせる確率はぐっと高まる。

退廃主義者が磨くべきデジタルコミュニケーションスキル

ネットでの出会いは非日常の出会いでもあるため,メールやチャットの中で女性が大胆になれそうな相手であることを確認してもらえれば,最初のデートから女性が普段見せていないようなエロスをいきなり出してくることも十分にあるだろう。逆に言えば肩書きや容姿だけではダメということでもある。退廃主義紳士を目指すならデジタルコミュニケーション能力を十分に磨くべきだろう。

現代の仮面舞踏会はネットの世界で毎日開催されているのだ。

Virtual SEX Revolution
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ITが進化させてきた仮想SEX

好奇心と刺激を追求している退廃主義社にとってITは新しい欲望をかき立ててくれる道具でもある。電話の登場がテレホンSEXを可能にしたが,通信自由化によって登場したダイヤルQ2は知らない人と電話で繋がってテレホンSEXをするということまでも可能にした。その後のインターネットの登場とブロードバンド化はビデオチャットSEXまで可能にし,最近では普通の女の子達が日本中の不特定多数の男性達とリアルタイムでチャットをしながらオナニーをすることでお金をかせぐことまでできるようになった。

ITは人々の欲望をかなえるために進化を続けていることも事実であり,妄想を現実化する道具でもある。そして今起きている技術革新はいよいよ本格的な仮想世界におけるSEXを我々に提供しようとしている。

VRツールが普通の人々のものに

Oculus Riftはそれまで非常に高価だったHMDはそれまで非常(ヘッドマウンドディスプレイ)を劇的に安価にし,普通の人々が仮想世界に没入することを可能にした。このプロダクトの登場により,仮想世界がいよいよ現実になることを多くの人々が実感し,facebookはOculus社をなんと20億ドルで買収した。

すでに多くの企業がビジネスで活用しようと考えており,仮想のお化け屋敷体験ができたり,旅行体験ができるよなコンテンツが登場している。当然ながらアダルト業界もこのチャンスを狙っているが,IT活用に先進的な業界はさらにIoT(インターネットオブシングス)と呼ばれる様々なデバイスを通信でつないで活用する技術も応用し,通信で動くバイブレーターやオナホールとも連動させようとしている。

この動画ではVRの中でアニメの女の子がTENGAを動かしてくれており,手元のロボットがTENGAを連動して動かすことで仮想と現実を繋げている。

VR TENGA DEMO (1): Oculus Rift+Novint Falcon+TENGA

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海外でもこの動きは盛んであり,ポルノ女優を3DスキャンしてVRの中に登場させたり,遠隔地の恋人同士がヴァーチャルSEXできるようなプロダクトの開発も進んでいる。

ヴァーチャルSEXは新しい地平を拓くのか?

自分の理想通りの女性や男性とSEXをすることを想像しながら体験する世界の拡張は現実のSEXから逃避する人を増やすことは確実だろう。それはあくまでオナニーの道具の進化系に過ぎない。痴漢やレイプなど現実には犯罪になってしまうことを仮想体験するニーズもあるだろう。そうした実際には怖いが体験してみたい女性の仮想体験ニーズは大きいと思われる。

退廃主義的にはこうした新しい世界が未知の官能世界を拓くことを期待したい。例えば実際にSEXをしている男女を遠隔で仮想体験するヴァーチャル3P,スワッピングは刺激的な体験だろう。体を触れるデバイスをたくさん用意して多くの見ず知らずの男性に遠隔で触れている彼女とのSEXなどができたら仮想100Pプレイだ。

今後こうしたテクノロジーがますます現実と仮想世界との区別を無くしていくことになる。怖くもあるが,退廃主義的にはこの刺激的な時代を楽しみたいものだ。

退廃主義的インバウンド戦略:大和撫子よ世界の富裕層と愛をささやけ!
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ますます増加する訪日外国人

インバウンドビジネスが活況だ。日本を訪れる外国人の数はうなぎ登りで,昨年は1341万人。今年度も前年度比40%ほどの伸びで増えているようだ。百貨店からドラッグストアまで外国人の消費によって支えられているビジネスの範囲も広がっている。

退廃主義が広がる成熟社会は文化をビジネスにする。観光立国化は日本が成熟社会になっていく中では当然の選択と言えるだろう。しかし,そうした文化を体験してもらうのに,短期滞在で炊飯器やウォシュレットを買って帰ってもらうだけではもったいない。

AirBnBという新しい滞在モデル

やはり日本文化をじっくりと感じてもらうのは長期滞在だ。受け皿として広がりつつある方法論のひとつがホテルなどでは無くAirBnBのような空いている部屋のシェアだ。海外ではかなり広がっているモデルだが,日本でもようやく広がりつつある。観光地を巡るだけよりも,住んでいる日本人との交流ができるため,日本を知ってもらうための深い体験ができる。当然そこではアバンチュールが生まれる可能性もある。

日本女性は世界的に人気だ。美しい肌,強く自己主張をしない,そして実は官能的なところなどは恋愛上級者のフランス男性にも大人気だ。そう考えればクールジャパンの最大の商品は「日本女性」と言えるかも知れない。グローバル化を一気に進めるためにも,日本女性との恋愛を求めて日本に来る人が増えることも悪く無い。子供が生まれればハーフであり,遺伝子的にも優秀で,グローバルに活躍する人材を増やすことになる。

世界の富裕層のセカンドハウスをTOKYOに!

そのために戦略的に仕掛けるべきは富裕層の長期滞在だろう。日本の安全,食文化,そして女性の魅力を考えれば東京にセカンドハウスを持ってもらうことは十分に可能だろう。中東やロシアの富豪などがロンドンやニューヨークにセカンドハンスを持っているように,アジアを中心とした富裕層が東京のレジデンスにセカンドハウスを持つことは悪く無い。ビルゲイツが軽井沢に別荘を建てているという噂もあるが,もちろん地方都市もありだ。ただ東京の食文化は間違い無く世界No1だ。

それだけでも羽田空港にプライベートジェットで乗り付け,三つ星レストランやB級グルメを食べに行く価値があるだろう。そして,当然ならが素敵な日本の退廃淑女達が恋人や愛人としてエスコート役として活躍する。富裕層なのでそうした日本女性達と一人ぐらい子供を作っても問題は無い。世界の富裕層達の子供が東京に増えることはビジネスチャンス的にも様々な可能性が広がる。

彼らが日本にいない時には恋人の女性達は東京で交流するだろう。そんな彼女とパーティで知り合い思わず口説こうとバーで語るベンチャー社長。なんとその彼女はあの中国企業のCEOの愛人であることを聞かされる。それでも口説くか,ここぞとばかりにその企業との提携話を彼女に頼もうか,そんなことで悩むような起業家達が増えるなんてそれだけでワクワクする東京の夜だろう。やはり歴史は夜に作るのだ。

はあちゅう女史のご飯偏差値理論は極めて正しい
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炎上した東京いい店やられる店コラム

先月今人気急上昇中のはあちゅう女史のあるコラムが炎上して話題になった。
それは20代女子は年上男性とのデートでご飯偏差値を高めるべきというもので,「今どきそんなバブルみたいな発想おかしい」「ご飯偏差値の高い女子なんか相手にしたくない」などTwitter上ではかなりの反論が出ていた。

しかし退廃主義的にははあちゅう女史の考え方がきわめて正しい。20代女子は全てが勉強で許される極めてミラクルな時期だ。初対面の20代男子が勉強させて下さいと言っても相手にしてくれるエグゼクティブはほとんどいないが,若くてそこそこ魅力的な女子であれば「色々教えて下さい!」という呪文を唱えれば,上場企業の社長クラスでも食事に連れて行ってくれる可能性は十分にあるのだ。そんなミラクルな時期を活かさないことは完全な機会損失と言える。

ところが30代,40代となると美人な女子でも「色々教えて下さい!」とは言えなくなってくる。むしろ自分がお気に入りのレストランに紳士を連れて行くことで,男性に喜ばれるくらいの器量は当然求められてくるのだ。年とともにご飯偏差値はやはり高い方がよい。若さとピチピチを失っても知性と官能さがあれば十分魅力的な淑女になれる。むしろ20代に何も努力せず,普通の恋愛経験しかしなかった女子が魅力的な淑女になれることの方が奇跡だろう。秘密の体験多い女子の方が魅力的なことは以前のコラムでも述べた通りだ。

ワンナイトラブが本当はもっと多い理由 - 退廃主義宣言。

涙の数だけ強くなれるという歌があったが,いい女は秘密の数だけ魅力が増していくのも間違い無い。日本においてワンナイトラブは秘密になりがちな出来事のひとつだろう。挿入の行為があるかどうかよりも自分の官能的なところを初めて会った男子に魅せるというのはとても刺激的な秘め事だ。
ガールズトークで話せない内容
それは女性の友人にはなかなか話すことができない。女子同士の場合その場では話が盛り上がったとしても,後で「彼女は遊び人だ,ビッチだ」と話がどんどん大きくなっておもしろおかしくネタにされるリスクはとても大きい。当然親には話すような話題ではないし。退廃主義者でない普通の彼氏の場合は絶対秘密にしたいところだ。
よって事実そのものが表にでにくい。しかし魅力的な女子達としては実は話したい出来事でもある。その時退廃主義者の男性の友人は恰好の話相手となる。よって我々は退廃主義男子はおのずと色々な話を聞くこととなり,いい女がワンナイトラブや官能的な夜を過ごしてしまった秘密を実はたくさん持っていることを知る。
誰もがワンナイ、してる?
いい女がワンナイトラブを楽しんでいる理由は簡単だ。すぐに身体を許すと軽い女に見られるかもなどというSEXを最終兵器のようにもったいぶる必要もいい女の場合は必要無い。そして何よりもたくさんの男に口説かれている女子には男を見る目がある。次の日にLINEでみんなに報告しまくるような男に簡単に許すことは無い。やはり彼女達は秘密を守れる男を選ぶのだ。
退廃主義的な男性紳士達にとってのワンナイトラブの楽しみ方は自分が挿入することをゴールにしてはいけない。女性をどれだけ解放して淫らにしてあげられるかをゴールにすることが肝要だ。そのことが結果的にそうなる確率を当然高める。自分とSEXをしたい男というポジションではなく,私を解放に導いてくれる男というポジションに立つことが何より大事だ。君が好きだとか愛しているなどという甘い言葉も使う必要も無い。
週に三回口説かれる?
むしろそうした軽口な嘘は女性には失礼だし,何より自分が本気で無い時に相手を本気な恋愛にしてしまうことは罪つくりなことだ。相手の長所をひたすら褒めるだけでよい。ここでも嘘をつく必要などない。退廃主義的には10代の少年のようにやりたいだけのSEXはしないわけだから,本当に魅力的な女性に対してだけ攻めることになる。それはおのずと魅力的な女性を口説くことになり,その魅力の長所を褒めることは紛れも無い真実でもある。
東京のいい女がいたら先週3人くらいの男性には何かしら口説かれていると思った方がよい。そのようないい女と二人だけの秘密を作ることは退廃主義な男達にとって至福の時ではないだろうか。

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ご飯偏差値を高めることは前戯のテクニックを磨くこと

ただここで問題がある。では男性諸君はどうやってご飯偏差値を高めるかということである。今回の炎上のコメントでも,ようするに自分のご飯偏差値が低いことから,そんな女子は敬遠したいという文脈のものは多かった。これまでこの連載でも何度か指摘しているが,食事はSEXの前戯であり,ご飯偏差値を高めるつもりが無いということは「自分本位のSEXだけできれば十分です。魅力的な女性を喜ばせるSEXのために努力しません!」と宣言しているようなものだ。ご飯偏差値を高めるということは女性の秘められた官能を解き放つための努力でもあり,レストランや飲み屋の空間やサービスや味に多大な好奇心を持つことはエロスの好奇心とシンクロするものでもある。

そして女性を喜ばせるのはお金でも無い。ご飯偏差値はここぞの時のジュエルロブションも,語りたい時のおでん屋も,初夏のテラス席も女子の非日常スイッチを入れてあげる演出ができることの方が大事なのであり,食事の値段とは比例はしない。むしろ居心地の悪い高級店は官能スイッチを妨げることさえある。三つ星行きまくっていてRettyで書きまくっている女性なら銀座で待ちあわせて中途半端な銀座の寿司屋に行くよりも「月曜日だから月島だな」とタクシーで月島まで連れて行って,もんじゃ焼で鉄壁の土手作りテクニックを見せた後にスペインクラブで月曜限定のフラメンコを見せるぐらいのコストパフォーマンスが良いけどなるほどねと思わせるくらいの男子を目指すべきだ。フラメンコは情熱のスイッチを入れてくれるし,スペインクラブがある月島の運河沿いの倉庫街の月曜日の夜の暗さが銀座の繁華街よりも格段に唇を奪う可能性が高いこともあわせて覚えていて欲しい(銀座の最大の弱点は雑居ビルのエレベータの中以外にキスに持ち込めるシチュエーションが作りにくいことだ)

退廃主義はいい男といい女をつくる

はあちゅう女史がコラムの最後で述べている文章が素敵だ。魅力的な女性のレベルが高ければ高いほど,男子は努力をする。そうして鍛えられた男子にまた若い女性が育てられる。この循環こそが社会にいい男といい女を増やす上で大事なアプローチだ。TOKYOは世界最高レベルの美食の都だ。そんな街に住んでいる紳士淑女はそれだけで退廃主義者になる資格を持っているとも言える。さあ今宵もエスコートしようではないか。

男子が付き合いたいような美人さんには
やっぱりご飯偏差値が高い人が多く、
彼女たちをエスコートしたいという気持ちが
仕事のモチベーションになる人もいて、
そのおかげで、ご飯偏差値の高い女子が産まれ、
その子たちを落とそうと、また男性が頑張る…。

そんな生態系の循環に気付き、
「ご飯って世界を回しているんだなー」と思う今日この頃。
いいレストランは、間違いなく
いい男といい女をつくっています。

美食都市TOKYO 足りないのは退廃的BAR!
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安全と美食で世界No1の都市TOKYO

誰もが認めるところだと思うが東京は世界最高レベルの安全と美食の街だ。美食に関しても東京はミシュランで三つ星レストランの数が世界トップだ。そしてその美食を堪能した美女が帰りに一人で酔っぱらって夜道を歩いて帰れるのはとても素晴らしいことだろう。

しかし退廃紳士淑女としては,美食を堪能した後に官能的なスイッチを入れてくれる退廃的なラウンジやBARが以前より減ってしまったのが残念だ。

消えていった伝説のお店

かつてあったラウンジで最強だったのは麻布十番にあった「ロメオ・イ・ジュリエッタ」。会員制なので会員カードで扉を開けてから螺旋階段を下りていく間にもう女子の非日常のスイッチが入る。奧のソファは腰が完全に落ちてしまうほどのふかふか,前傾姿勢でいつでも逃げる体制など作ることはできない。高音質なサウンドでシャンパンを飲んでいると,店の中ではドラッグクイーンがポールダンスを始めている。いつしか幻想的な空間の中で彼女の唇を奪うことは難しいことでは無い。

ここの会員の人は近くの「鍵」という店も使えた。こちらは一見カウンターのバーに見えるが,会員の人は奧の秘密の扉を開けて,真っ暗なバースペースに行くことができた。こちらも口説ける店だったが,さすがにこちらは真っ暗過ぎてやり過ぎ感があった。

もうひとつ最強だったのは渋谷のタントラ。こちらも地下の階段を下りて扉を開けると幻想的なお香の香りの中で古代インドの王朝の世界にトリップすることができた。奧のパオでお酒を飲んでるだけで怪しい何かを吸っているんじゃないかというくらいの世界観。

極めつけはギーガーバー。あのエイリアンのデザインを手がけたHRギーガーをコンセプトにしたBARが白金にあった。非日常感が半端なかったが,よくある内装だけ凝った店ではなく,ちゃんとしたBARだったところがよかった。今でもスイスにはあるみたいなのでスイス旅行の時には是非。

今のTOKYOで使えるお店

こうした女子が完全に官能的スイッチを入れられるBARは今のTOKYOでは少ない。ハプニングバーのような上級のお店はあるが,まずは2回目のデートあたりで連れて行ける普通のBARで退廃的なところが是非とも欲しいところだ。

現在そうした数少ない店として使えるところを二つ紹介しよう。まずは「BANQUE」こちらは銀行の金庫を改造したお店で,入口の金庫のドアをあけるとまるで古城のような雰囲気。退廃貴族になった気分でワインを楽しめるバーだ。

次の紹介するのは天現寺にある「ル・バー」。こちらは暗めの店内でアールヌーヴォなガレのランプがなんとも言えない官能的な雰囲気をかもしだしてくれる。大きいカウンターもいい感じで,今夜こそと決めたい人には半個室もある。

最近は健全でお洒落なバーが多く,女性の官能スイッチを入れるためのお店が少ないのが残念だが,TOKYOを退廃CITYにしていくために是非退廃的なバーを増えるように我々退廃主義者達は活動していきたいところだ。

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